就活の費用と、かしこい節約術。

「就活って、だいたいいくらかかるの…?」

 

なんてセンスのない質問なのか。

 

筆者の最初の感想はそれでした。

 

確かに、誰もが気になって仕方ないのが

「就活の費用」。

 

「ネットだと、20万も30万もかかるって話もあるし、

正直不安だ…そんなにお金無いよ…」

という方も、少なくないでしょう。

 

とはいえ、この質問は

あまりにナンセンスと言わざるを得ません。

 

大手就活サイトでも

たまにこうした記事が書かれることがありますが、

「どれだけ読者をバカにしているんだろう?」

と思わざるを得ません。

 

ただ、就活で精神的に不安定になっている学生が

「後悔しないために!」

などという謳い文句に騙され

無駄に高額な買い物をしているケースが多いのも事実です。

 

そこで今日は、就活の費用を冷静に見極め、

就活生の不安な心に付け込んだ、ボッタクリ商売に騙されず

かしこく最低限の金額で、最高の就活を実現する

節約術をお話しします。

 

以下の節約術を行えば、

スーツや靴、バッグを持っている方なら、「交通費+5千~1万円程度」

スーツや靴、バッグを持っていない方でも、「交通費+2~4万円程度」

に抑えられます。

 

交通費は、住む地域や

受ける企業の場所や数次第で

数百円~数十万円の幅があるので

ここでは詳しくは書きません。

 

交通費以外の節約術をメインに書いていきます。

 

全体を通して、

例えばスーツや靴、バッグを持っている方なら

「ふーん、交通費以外に1万円だけあればいいのか。」

くらいのイメージを持っていればOKです。

 

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まず、「就活の費用」などという

いい加減で大雑把な計算はやめて、

細かく要因分解していきましょう。

 

大きく分けると、就活費用は

以下の3つに分類できます。

 

①被服・美容費

②交通費・宿泊費

③雑費

 

①の、『被服・美容費』は、「見た目を整える費用」です。

スーツや靴、ビジネスバッグといった被服費と

髪のカット、(女性なら)化粧品といった美容費ですね。

 

②の『交通費』は、言うまでもなく、

面接会場や説明会会場に足を運ぶための交通費

『宿泊費』も言うまでもなく、地方から都心部に出て

長期滞在する際にかかる費用です。

 

③の『雑費』は、履歴書や証明写真といった

ちょっとした小物類の費用です。

 

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これら3つは、どれも就活に必須なもので

確かに、お金をかけたほうが、

より好印象を勝ち取れるのも事実です。

 

しかし、だからと言って

闇雲に金をバラまくのは、一生搾取され続けるバカ所業。

ではどうすれば、

かしこく、最低限の出費にできるのか。

 

順番に見ていきましょう。

 

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まず、①の『被服費』、スーツや靴、バッグについて。

 

これは、安物で全然OKです。

学生時代に金が無いのは、面接官もよーーく分かっています。

安物が悪印象になることは、決してあり得ません。

 

ここで大切なのは、清潔感とフィット感。

ちゃんと自分に合ったスーツを持っている人は

必ずクリーニングに出してから、就活に臨んでください。

(クリーニング費は上下で1000円程度です。)

 

スーツ類が無い人は、青山やAOKIに行き、

必ず店員さんに

「就活用のスーツが欲しいので、似合うものを見繕ってください」

と言って、店員さんのアドバイス通りのものを買いましょう。

 

店員さんは、40~50代くらいの方が、最も望ましいです。

なぜなら、あなた面接を受ける相手は

それくらいの年齢の層がメインだからです。

 

オジサマ受けが良いスーツは、

オジサマに聞くに限る、ということです。

 

このスーツが、1着1万円弱で買えます。

買うのは1着で十分です。

出来る限り、丸洗いできるものが良いでしょう。

2着目は、タダでない限り、絶対に不要です。

 

「2着あったほうが、何かと便利ですよ。」

などという売り文句に流されず、必ず1着のみにしてください。

 

というのも、就職したらお金に余裕ができ、

2~3万のスーツを普通に買えるようになります。

そうなると、就活時に買った1万円弱のスーツなど、

ゴミにしかなりません。

 

だから、2着も不要です。

これで、多くの騙される就活生と比較し

スーツ1着分の節約です。

 

これで、約1万円。

 

汗臭い?丸洗いすればOKです。

安心してください。

 

ワイシャツに関しては、

ドンキの千円程度のものでOKです。

袖の長さだけ、だらしなくないよう、

ピッタリサイズのものにしましょう。

 

おなか回りなどは

スーツのジャケットを羽織ってますから、

全て隠れるので問題ありません。

 

首回りに関しては、男性ならネクタイで隠れますが

女性の場合そうはいきませんので

首回りも、苦しすぎず、ブカブカすぎない程度のものを買いましょう。

 

何度も言うようですが、学生にお金がないことは

企業の人も分かってます。

安物で、多少着慣れてない感じがするくらい

気にすることはありません。

 

むしろ、ちゃんとアイロンをかけるとか、

スープの跳ねのような汚れが付いてないとか、

そういう「清潔さ」の方が遥かに大事です。

洗濯とアイロンがけは、ケチらずちゃんとやりましょう。

 

※また、さらに節約したい人は

古着屋でスーツを探すのもアリです。

 

基本的に、体格に合わないスーツは

見た目が無様で、印象が最悪になるので

なるべく避けるべきです。

 

しかし、古着屋で運よく

体格にぴったりのスーツに出会えたら

この上ない節約になります。

ふらっと古着屋を覗いてみるのは、アリです。

 

(筆者は古着屋でたまたま見つけた

1500円のスーツと400円のワイシャツで、就活を乗り切りました。

丸洗い不可のスーツでしたが、どうせ安物と

平気で丸洗い&アイロンをしていたので、清潔感もバッチリです。

 

就活が終わった直後に捨てましたが、

合計たった1900円。何も惜しくはありません。)

 

また、『美容費』に関して。

これも、基本的には気にしなくてOKです。

 

金がない学生に、無駄に高い化粧品や

無駄に金をかけた髪形など、誰も求めていません。

 

しかし、頭髪に関して、特に神の長い男性。

あまりに無頓着すぎるのもNGです。

 

困ったら、美容院に行って

「就活用のカットをしてください!」

と言って、切ってもらいましょう。

 

ついでに

「このまま履歴書の写真も撮りに行くので

セットもお願いします!」

と言って、髪形をセットしてもらえば、完璧。

 

そのまま、700~800円で撮れる

証明写真機に行って、証明写真も撮ってしまいましょう。

 

そうすれば、1万も2万もする

「履歴書用の写真撮ります!

プロの手で撮影・加工することで、好印象間違いナシ☆」

みたいなものに、馬鹿げた金を使うこともなくなります。

 

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次に、②の、『交通費』について。

 

特に地方の方は

この交通費に悩まされる方が多いと思います。

新幹線代だけで数万~は飛びます。

宿泊費を含めると、10万円を超える方もザラにいます。

 

とはいえ、

「地方の人と都心部の人との格差だ!是正しろ!」

と社会運動を今から起こしたところで

就活には間に合わないので、仕方ないと受け入れるのが賢明です。

 

加えて、交通費をケチっては

そもそも就活なんてできませんからね。

ある程度の出費は覚悟して、

できる限りの節約だけ、きちんとしましょう。

 

具体的な節約方法は

 

・一度都心部に出たら、数日間滞在して、一気に受ける

・宿泊費を、1晩5000円前後に抑える

・受ける会社の数を絞る

・さっさと受かる

 

くらいでしょう。

 

「数日間で一気に受ける」「受ける会社の数を絞る」

の部分に関しては、このサイトの

企業の探し方

を参考にしてください。

 

さっさと受かるには、

ES、履歴書の「受かる」書き方

面接必勝法

を参考にしてください。

 

「宿泊費を5000円前後に抑える」、という点に関しては

これはとある宿泊アプリを使うと、メルカリくらい簡単にできます。

こちらの記事で紹介しているので、

ぜひ参考にしてみてください。

 

筆者は幸い都市圏住だったので

就活では使いませんでしたが、

友達や彼女との旅行で活用しました。

とってもオススメです。

 

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③『雑費』に関して。

履歴書の費用や、その他文房具、

うっかり忘れてしまったネクタイ購入費などです。

トータルで5000円を超えると、「使いすぎ」です。

 

履歴書の写真もこの『雑費』に当たりますが

①でお伝えした通り、

ぼったくり写真屋に1万も2万も使うくらいなら

その金で美容院に行きましょう。

 

で、美容院でカット&セットをしてもらい、

700~800円の証明写真機で写真を撮る。

この方が圧倒的に安く、効果的です。

 

どんなに写真を加工したところで

面接で本人の顔を見たら、おしまいですからね。

金をドブに捨てるのが趣味でもない限り

馬鹿な加工に課金するのはやめましょう。

 

それ以外の小物の金額は

忘れ物をしない、大学の備品を使う、

などといった工夫で、いくらでも解決します。

 

筆者は、履歴書費用と、

うっかりネクタイ忘れのネクタイ購入費しか

使うことはありませんでした。

 

忘れ物さえ気を付ければ

特に気にすることもないでしょう。

 

以上、雑費は最安で1000円ちょっとです。

 

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以上、①~③の節約術、

ぜひ参考にして、無駄なお金を使わないよう

かしこく就活をしていきましょう。